介護職なら知っておきたい!地域包括ケアシステムの5つの要素

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地域包括ケアシステムを構成する5つの要素

地域包括ケアシステムを構成する5つの要素

地域包括ケアシステムを構成しているのは?

地域包括ケアシステムは、「医療」「介護」「介護予防」「住まい」「生活支援」の5つの要素から成り立っています。地域包括ケアシステムを説明する時はよく植木鉢に例えられます。鉢が住まい、土が生活支援と予防、葉っぱが医療、介護、と表現されますが、今後の介護需要はますます高まっていくといわれているため葉っぱの部分である医療と介護を大きく育てていくことが急務です。しかし、少子高齢化で介護職も不足している中で葉っぱを育てていくには、まずは生活の基盤である「住まい」が植木鉢のようにしっかりとしていなければなりません。さらに、土に例えられる「生活支援」と「介護予防」が充実していなければ葉っぱは大きく成長するどころか、枯れてしまうでしょう。
それぞれどのようなものなのかを具体的に説明します。

「住まい」

「鉢」となる「住まい」は地域包括ケアシステムの土台となる部分です。鉢がなければ土を入れることはできませんし、植物の成長にも大きな影響をおよぼします。地域包括ケアシステムにおける「住まい」は自分らしい生活を最期まで送るために必要な住まいが整備され、そこで安定した生活ができるように支援することです。

「生活支援」と「介護予防」

「生活支援」は植物が育つために必要な養分を含んだ「土」に例えられます。しかし、土は入れ物である鉢がなければひとつにまとまることができませんし、反対にどのように立派な植木鉢があっても土がなければ植物は育ちません。地域包括ケアシステムも同様です。どのような立派な住まいがあっても健康を維持して暮らし続けるための支援がなければ、住み慣れた地域で生活を継続することはできません。生活支援は食事の準備などのサービス化できる支援から老人会や自治会、ボランティアといったインフォーマルな支援まで幅広くあります。
一方「介護予防」ですが、介護予防を「要介護状態にならないために予防すること」だと思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、最近は社会に参加することが介護予防につながるとして「高齢者の参加意欲を基に地域の中で継続できる活動に参加すること」へと位置づけが大きく変わってきています。

「医療」と「介護」

鉢と土がなければ成り立たないのが「葉っぱ」である「医療」と「看護」です。住み慣れた地域で暮らし続けるためにもそれぞれが抱える課題に合わせた最適なケアが必要です。「医療」は、かかりつけ医や急性期病院、回復期リハビリテーション病院など医療サービス全般のことを、「介護」は介護が必要になったら利用する介護サービス全般のことを指します。それぞれケアマネジメントに基づき、必要に応じて一体的に提供されます。

詳しく知りたいなら

厚生労働省のサイトでは地域包括ケアシステムを構成する要素が分かりやすく記載されています。地域包括ケアシステムについて詳しく知りたい人は一読してみてください。

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